長期平準定期保険のQ&A

質問1.長期平準定期保険の「平準」はどんな意味ですか。また何と読むのですか。

回答.
長期平準定期保険の平準は「へいじゅん」と読み、意味は「凸凹がなく一定である」という意味になります。

このことからお分かりのように、長期平準定期保険とは、「死亡保険金が保険期間満了までずっと一定で変動しない定期保険」のことを言います。

この定期保険の変形タイプが2つあります。死亡保険金が段々と減っていく定期保険のことを「逓減(ていげん)定期保険」と言い、逆に死亡保険金が段々と増えていく定期保険のことを「逓増(ていぞう)定期保険」と言います。

逓減定期保険は掛け捨ての定期保険で満期保険金も解約返戻金も無い保険商品なのですが、平準定期保険は保険期間を伸ばせば伸ばすほど解約返戻金が貯まる保険です。

平準定期保険の説明図

質問2. 会社を経営しています。現在40歳で65歳で社長職を後継者に譲って引退することを考えています。これから25年で退職金の準備をしたいのですがどうすれば良いでしょうか。

回答.
10年以内のような短い期間で社長退職金を準備するには逓増定期保険が一番適していますが、20年や25年といった長期に渡って退職金を積立したいという場合は、長期平準定期保険という保険商品が適しています。

長期平準定期保険は貯蓄性がある保険商品で、長期に渡って解約返戻金を積み上げることができます。おおよそ支払う保険料相当額の解約返戻金がありますので、これを退職金の原資に活用できます。ただし解約返戻率のピークを過ぎると徐々に解約返戻率は下がっていきますので注意が必要です。

積立をしながら且つ支払保険料を経費扱いできますので法人税の削減効果も生まれます。

この他、保険会社によりますが、タバコを吸われない方や健康優良体の方は支払保険料の割引が適用されることもありますので、より解約返戻率が高くなるケースがあります。

加入年齢や性別によっては支払った保険料以上に解約返戻金を受け取れるケースがあるので、いろんな保険会社から見積を取ることをお薦めします。

質問3.長期平準定期保険に加入しています。解約返戻金を受け取って退職金に充当したいのですが、その時の経理処理を教えてください。

回答.
企業側の経理処理として、

(1).解約返戻金を受け取った時
(2).役員退職金を支払った時

の2つで経理処理が必要になります。

【解約返戻金を受け取った時の経理処理】

解約返戻金は利益の対象(雑収入)となりますが、それまで資産計上していた保険積立金を差し引くことができます。

例)年払保険料200万円、15年で解約、解約返戻金は2,700万円の場合

借方 貸方
保険積立金  27,000,000円 雑収入    12,000,000円
前払保険料  15,000,000円

【役員退職金を支払う時の経理処理】

上記の通り解約返戻金を受け取った場合の会計上の収益は1,200万円ですが、実際のキャッシュインは2,700万円です。この解約返戻金2,700万円をそのまま役員退職金として支払う場合、以下の要件を満たせばその全額を損金計上できます。

     

最終報酬月額 × 役員在任年数 × 功績倍率(最大3倍)

会計上の収益1,200万円に対して、役員退職金2,700万円の損金を計上できるため、トータルで法人税の課税から逃れることができます。

質問4. 貯蓄性の高い長期定期保険への加入を検討していますが、死亡保障はいくらまで加入できますでしょうか。また、加入にあたっての健康状態の診査はどのようなものになるでしょうか。

回答.
おおむね死亡保障は5億円を上限としている保険会社が多いと思います。

診査については各保険会社ごとに死亡保障額に合わせた診査基準があります。一般的に死亡保障1億円であれば医師扱いによる一般検診が必要です。

医師による問診と告知、尿検査、血圧、身長と体重測定、心電図などです。死亡保障2億円を超えると血液検査も必要となります。

一般検診の前日は暴飲暴食(特にアルコール類)は控えた方が良いですね。

質問5. 想定以上に会社の利益が出そうです。決算対策として生命保険の活用は有効なのですか?

回答.
他の決算対策に比べ生命保険を活用した方法は有効です。

決算対策の手段としていくつかの手法がありますが、課題点も残されます。

(1)役員報酬の増額
   ・・・所得税、住民税、社会保険料の増額及び決算期末では活用できない。
(2)自動車の購入
   ・・・購入代金を一括償却できない(毎月償却)。また資産価値は日が経つごとに
      目減りする。
(3)航空機や船舶等のオペレーティングリースの活用
   ・・・一括償却できない。また数年後にキャッシュで還元されるが投資資金
      としては高額になるケースが多い。
(4)1年分の家賃の先払い
   ・・・翌期は効果なし(経費を先に計上しただけ)。

上記に比べ生命保険を活用した場合、

(1)所得税や住民税、社会保険料の増額はありませんし、期末の決算月に対応が可能です。
(2)資産価値は下がりません。
(3)支払える保険料で設計が可能です。
(4)掛け続けることで毎年法人税の軽減効果が出ます。

こうした理由から、賢い経営者様は生命保険を活用した決算対策を導入されているのです。

質問6. 今月が決算なのですが、月末まであと数日しか残ってなくても長期平準定期保険への加入の手続きは間に合いますか?

回答.
はい、大丈夫です。
保険の内容についてのご検討がお済であれば申込の手続きは1〜2日あれば大丈夫です。
保険の契約成立(責任開始)に必要な要素は下記の3つがあり、この3つが揃えば成立の要件となります。
ただし、(2)の健康診断の内容によっては加入できない場合があります。

(1)申込書のサインと押印
(2)保険加入のための健康診断の受診
(3)保険料のお振込み

質問7. 昨年の決算月に長期平準定期保険に加入しました。
今期は業績が厳しく赤字決算を想定しており、本来なら今期の決算月に年払保険料を払わなけれいけないのですが、支払う保険料を経費算入することで赤字の幅が大きくなってしまいます。加入したばかりなので解約するつもりはありませんし、保険料の支払いも問題はありません。
こういったケースではどうすれば良いでしょうか?

回答.
年払保険料の支払いを翌月(翌期の期首)に回しましょう。
生命保険は支払期日で保険料の支払いがなくても2ヶ月は保険の機能は失われません。
保険料支払いを翌月にずらすことで、今期決算(今期末)での経理処理は必要なくなりますし、死亡保障と積立機能(解約返戻金)はそのまま継続されます。
翌期の業績が良いのであれば翌年の決算月(翌期末)で保険料を支払うことで2重で損金を獲得できます。ただし、保険料支払いを銀行口座振替にしていた場合は、この限りではありませんのでご注意ください。
生命保険という金融商品をうまく活用して御社の財務戦略にお役立てください。

質問8. このサイトから一括見積を依頼することでいろんな保険会社から営業の電話がかかってきたりしませんか?

回答.
いろんな生命保険会社から連絡はいきませんのでご安心ください。
現在、当社は20社以上の生命保険会社と代理店契約を結んでおります。そのうち、法人向けに強い商品を持っている生命保険会社は10社前後です。
自社で設計できない保険商品の場合は、保険設計を生命保険会社に依頼することもありますが、守秘義務契約を取り交わしているため、お客様の許可なく保険会社から直接ご連絡がいくことはございませんのでご安心ください。

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